「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは?

皆さんは、ご家庭や勤め先の電気料金明細書を見たことが有りますか?1度は有ると思いますが、その中に「再生可能エネルギー発電促進賦課金」(略して「再エネ発電賦課金」)と書かれた金額(負担金)が有るのをご存知でしょうか?

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、電気を使用する全ての消費者に掛かる負担金のことで、2012年7月よりスタートしました。現在日本では二酸化炭素を排出する火力発電所に依存していますが、再生可能エネルギーと呼ばれる地球環境に良い発電設備(「太陽光」「風力」「水力」「バイオマス」「地熱」)の普及を促すのが目的です。

賦課金が発生する仕組み

「太陽光」「風力」「水力」「バイオマス」「地熱」といった発電設備を普及させる為、政府が「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を作り、各種発電により出来た電気を電力会社に買い取ることを義務付けました。しかし、この仕組みのままでは電力会社の負担が増え続けてしまうので、電気を使う全ての消費者が負担金を支払うようにしたのです。

賦課金は年々上がっている

この賦課金は毎年単価が改定され、私たちの負担金としてのしかかっています。
2012年度は電気使用量1kWh当たり0.22円(標準家庭での影響額66円/月)でしたが、2013年度で0.35円(105円/月)、2014年は0.75円(225円/月)、2015年が1.58円(474円/月)、そして2016年度は2.25円(675円/月)と年々増加しています。

私たちが次世代のためにできること

この賦課金は地球環境に良い発電設備を普及させる為のものであり、私たちが次の世代にクリーンなエネルギーを提供していく目的で掛かっています。
とはいえ負担が増えるばかりでは困ってしまいます。省エネを行うことで負担金を減らすことが出来るのでぜひご相談ください。