皆さんこんにちは!
事務局の原知弘です。
8月に公開された、令和8年度の概算要求はご覧になりましたか?
12月26日には内閣予算案が決定する予定です。まだ先の話と思っていると、あっという間に申請時期がやってくるのが補助金です。申請に乗り遅れないよう、常にアンテナを張っておきましょう。
経済産業省の令和8年度概算要求
スターメンテナンスサポートでは、主に省エネ補助金を取り扱っています。お客様の求めによっては、他の補助金申請支援も行なうことがありますが、話が多岐に亘ってしまうので、今回は省エネ支援に絞って見ていきます。

ご覧いただくと分かるように、経済産業省関連合計は前年から3,248億円の要求額増加。
エネルギー対策特別会計は、2,424億円の増加と、これらの政策に力を入れようという意思が伝わってきます。
経済産業省としては、物価高騰や構造的賃上げ、人手不足という厳しい環境下で、中所企業の価格転嫁や省力化投資、資金繰りの支援を強化しつつ、GXやDXによる産業構造の転換、エネルギー安定供給と経済安全保障の両立、被災地の復興支援と社会インフラ強靭化の推進といった課題があります。
こういった課題の一つを解決するべく、省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金と銘打って進められているのが、以下の補助金です。

令和7年度の概算要求額からは67億円の増加です。
省エネ補助金の目的・課題
目的
・2030年度エネルギー需給見通しの達成
・中小企業の省エネ投資需要発掘
・温室効果ガス排出削減と産業競争力強化
課題
・目的を達成するために必要となる鉱物資源の安定供給確保
・強靭な供給網構築と課税の公平性確保の観点から、課税方式の見直しが必要
補助金採択のために
こういった補助金の申請に乗り遅れないよう、設備の更新を考えている方は、事前の準備を怠らないようにしましょう。
特に加点項目の充実は、補助金の採択可否に如実に現れます。私たちのお客様の中でも、省エネ診断による加点前は不採択だったものが、省エネ診断を実施して加点した結果、採択されたという事例がありました。
私たちにご相談いただければ、必要とする資料の情報や過去に執行された補助事業の情報提供、加点となる省エネ診断の実施など、様々な支援が可能です。
この記事を見てくださった方で、ご興味が沸いた方は、是非ご相談いただければと思います。

