今年度も省エネ診断に補助金が出ていますが、申し込みの期日が1月上旬と迫っています。診断自体は補助を受けなくても可能ですが、診断費用の9割を負担してくれる機会を逃してでもやりたい!というほど省エネに熱心な方なら、今を逃す理由はないでしょう。
この記事で省エネ診断のメリットを再確認し、自社の経営戦略と合致するようなら機会を逃さないよう、早目に申し込みましょう。
省エネ診断とは?単なる「設備の見直し」ではありません
「省エネ診断」と聞くと、照明や空調を最新機器に入れ替えるイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、実際に診断してみて『投資を行なう以外に改善の余地がない』というようなことは、滅多にありません。投資不要の運用改善も数多く提案されています。
当社も認定を受けた診断機関として、年間を通じて多数の診断を実施しており、製造業から医療機関、物流、ホテル、オフィスビルまで、幅広い業種で成果を上げています。
実際の事例
実際の事例①:電力コスト300万円以上削減の省エネポテンシャル!
スーパーマーケットのグランドマート様では、二度の診断を行ない、1度目の診断で運用改善・投資改善を合わせて電気料金を年間に約260万円削減可能な省エネポテンシャルを提示。更に2度目の診断で、1度目の診断では見なかった設備の省エネポテンシャルを計算したところ、運用改善・投資改善を合わせて年に約183万円を提示出来ました。
株式会社グランドマート様の導入事例詳細はこちら
実際の事例②:小規模・低圧電力でも削減可能!
運送会社のアベベ様では、脱炭素を推進する金融機関より紹介いただき省エネ診断を行なったところ、54.7%もの省エネポテンシャルを提示出来ました。こちらの事業所は低圧電力のお客様で、当初は投資改善ばかりを勧められるのではないかと不安視されていましたが、運用改善も具体的な方法が数字とともに示されたことで安心したとの言葉が。
株式会社アベベ様の導入事例詳細はこちら
実際の事例③:1度は補助金不採択となった案件が、省エネ診断の加点で採択決定!
製造業者の水内ゴム様では、ボイラの更新を行なおうとしており、省エネ補助金の申請をしていました。しかし、残念ながら1度目の申請では不採択に。そこで今度こそと2度目の申請を行なうにあたって、省エネ診断を実施。入念な設備調査を行ない、補助金でも加点の要因となっていたことで、無事採択。400万円の交付が決定されました。
株式会社水内ゴム様の導入事例詳細はこちら
間に合わなくなる前に
以上の事例をご覧いただいて分かる通り、当社は大規模な事業者から低圧の小規模な事業者まで、幅広い規模に対応しています。業種も絞ってはいませんので、どのような事業所でも省エネポテンシャルを洗い出します。補助金の加点を狙えるという点から、設備の更新を検討中の方にもお勧めです。
この記事を見て、省エネ診断を受けてみようかと思われた方は、1月上旬の申込期日に間に合わなくならないよう、早目の申込みをお勧めします。事業終了期日が1月末だということもあり、ギリギリになって駆け込みで申し込むと、診断機関と日程の調整が出来ずに結局診断出来ないということにもなりかねません。遅くとも12月中には申し込みましょう。
経済産業省や金融機関との連携
当社は省エネ機関として、脱炭素を目標とする中国経済産業局の依頼を受け、セミナーへの登壇や、グループを挙げてカーボンニュートラルへの取り組みに積極的に行っている大松精機様のご協力のもと、金融機関向けの実地研修を行なったりと、有難いことに公的な機関からも高い評価をいただけています。官民連携の架け橋として選んでいただいた信頼に応えるべく、これからも脱炭素や省エネに悩む皆様の力になるよう、発信を続けます。
省エネ診断はどこに頼めばいいか分からないという方は、是非一度スターメンテナンスサポートまでご連絡ください。



