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電力見直しが増える時期と、スムーズな試算に必要な情報とは?

電気料金

物価高騰が続く状況で、少しでも経費の削減をと望んでいる方々も多いと思います。冬の電気料金高騰前に電力の見直しをしようという方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな方々がスムーズに電力見直しを行なえるように、試算に必要な情報をピックアップしています。

電力見直しが増えるのはいつ?

電力見直しのご相談が増える時期には、いくつかの共通点があります。

① 冬季・夏季の直前(冷暖房による電気代の増加を見越して)

特に 11月〜12月、5月〜6月 は、冷暖房による電気代の上昇を懸念される方からの問い合わせが急増します。「今年の冬(夏)は電気代を少しでも抑えたい」というご相談が多くなります。

② 決算期・新年度(法人のお客様)

企業様においては、 2月〜3月 にかけて電力の見直しをされるケースが多いです。新年度のコスト削減計画の一環として、電力プランの見直しを検討されるタイミングです。

③ 契約更新のタイミング

既存の電力契約の更新時期にあたるお客様からの相談も多くなります。このタイミングで他社と比較され、より有利な条件を求めて見直しをご検討される方が増えます。

こういったタイミングでは、急増した試算依頼に対応するため、普段は急な依頼でも融通を利かせてくれる電力会社も、試算に時間がかかり、期限に間に合わせることが出来ないということがあります。

試算のために必要な情報とは?

電力の試算を行うには、正確な情報が必要です。不足している場合、試算に時間がかかったり、最悪の場合は試算をお断りせざるを得ないこともあります。

以下の情報をご準備いただけると、スムーズに試算が可能です。

① 「電気の請求書」または「検針票」

最低限、以下の情報が記載されている必要があります。

・契約種別(例:高圧電力A、業務用電力など)
・契約電力(kW)
・月ごとの使用電力量(kWh)
・電力会社名
・単価(市場連動で電力量単価が無い契約もある)

※過去12ヶ月分のデータがあることが望ましいです。データに抜けがあるほど正確なシミュレーションから遠くなります。

② お客様の電力使用状況

法人のお客様の場合は、業種や電気の使い方(営業時間、ピーク時間など)も重要な試算材料になります。

※電力会社に30分値データを請求すれば、使用状況を把握することが可能です。電力会社によってはこのデータも試算を行なう際の必須情報としていることがあります。

③ 現在の契約条件や料金プラン

電力会社によっては独自の割引プランや条件があるため、現在の契約内容が分かる書類があると試算がしやすくなります。

※必須ではありませんが、より正確な試算を望む場合はあるに越したことはありません。

電力会社もなるべく多くのお客様のご要望にお応えしようとしますが、情報が不足している場合は正確な試算が難しく、対応に時間がかかる場合があります。

最後に

電力見直しの時期ということもあり、今回はその手続きをスムーズに行なうための情報を発信しましたが、スターメンテナンスサポートは単に貰ったデータを右から左に流すだけの代理店、相見積屋ではありません。

コスト削減はもちろん、CO₂排出量や中長期的な安定性の確保といった、多様化するお客様のニーズに応え、お客様の代理人となって最適化を日々実施しています。

こうした、自社側の利益追求や第三者としての助言ではなく、お客様にとっての最適解を求めて動けるのは、発電所から配電までの電力サプライチェーンの全体像を理解していること、電力を使用しているお客様の受電設備計測・使用状況といったデマンドチェーンを把握することが出来てこそです。

スターメンテナンスサポートは、エネルギーエージェントとしてお客様の未来に価値を灯すパートナーとして日々活動しています。

ご興味がありましたら、是非お気軽にご相談ください。

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