令和5年度 脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業 概算要求

環境省の令和5年度概算要求の「脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業」のご紹介です。

予算

概算要求額1,325百万円(1,325百万円)

事業目的

脱炭素機器のリース料低減を通じてESGリースの取組を促進し、サプライチェーン全体での脱炭素化を支援します。
(1)リース会社によるESG要素を考慮した取組を促進し、リース業界におけるESGの取組拡大に繋げる。
(2)サプライチェーン全体での脱炭素化に貢献する中小企業等をサポートする。

事業内容

中小企業等がリースで脱炭素機器を導入する場合、次の(1)~(2)に基づき、脱炭素機器の種類に応じて総リース料の一定割合を補助する。
(1)リース会社がESGを考慮した取組を実施している場合
①ESG関連の専門部署設置や専任者等を配置し、組織的な体制を構築している。等
②ESGについて、目標・方針設定、戦略策定等を行い、公表している。等
(2)サプライチェーン上の脱炭素化に資する取組を実施している場合
①サプライチェーン全体として、トップティア等からの要請、支援を受け、サプライチェーン内の中小企業等が脱炭素化の取組を行っている。等
②サプライチェーン全体として、パリ協定の達成に向けた脱炭素化の目標を設定しておりサプライチェーン内の中小企業がその達成に向けて取り組んでいる。等

補助率、補助上限

(1)リース会社のESGの取組
   ①総リース料の1~4%
   ②特に優良な取組の場合、①の率に対して+1%
(2)サプライチェーン上の中小企業の脱炭素化に資する取組
   ①総リース料の1~4%
   ②特に優良な取組の場合、①の率に対して+1%
   ※(1)と(2)の両方が②に該当する場合、極めて先進的な取組として、各①の補助率に2%を上乗せする。