令和4年度第二次補正予算案 建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化のための高機能換気設備導入・ZEB化⽀援事業

環境省の令和4年度第二次補正予算案「建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化のための高機能換気設備導入・ZEB化⽀援事業」のご紹介です。

予算

令和4年度第2次補正予算(案)6,000百万円

事業目的

災害対応・感染症対策とともに、ZEB化・脱炭素化に資する高効率設備等の導入を⽀援します。
①2050年CN実現、そのための2030年度46%減(2013年度比)の政府⽬標の早期達成に寄与するため、建築物等におけるZEB化・省CO2改修の普及拡⼤により脱炭素化を進める。
②建築物等において気候変動による災害激甚化や新型コロナウイルス等の感染症への適応を高めつつ、快適で健康な社会の実現を⽬指す。

事業内容

(1)レジリエンス強化型の建築物ZEB化⽀援事業
災害発⽣時に活動拠点となる、公共性の高い業務⽤施設(庁舎、公⺠館等の集会所、学校等)及び⾃然公園内の業務⽤施設(宿舎等)において、停電時にもエネルギー供給が可能であって換気機能等の感染症対策も備えたレジリエンス強化型のZEBに対して⽀援する。

(2)⼤規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入⽀援事業
不特定多数の⼈が集まる飲⾷店等の業務⽤施設に対して、換気設備をはじめとする高効率機器等の導⼊を⽀援することにより、新型コロナウイルス等の感染症の拡⼤リスクを低減するとともに、業務⽤施設からのCO2排出量を削減する。

(3)平時の脱炭素化と災害時の安⼼を実現するフェーズフリーの省CO2独⽴型施設⽀援事業
平時の省CO2化と緊急時のエネルギー⾃⽴化が図られ、災害時には一時避難⽣活が可能な独⽴型施設(コンテナハウス等)に対して⽀援する。

補助率、補助上限

(1)レジリエンス強化型の建築物ZEB化⽀援事業
   間接補助事業(2/3〜1/2(上限5億円))
(2)⼤規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入⽀援事業
   間接補助事業(2/3)
(3)平時の脱炭素化と災害時の安⼼を実現するフェーズフリーの省CO2独⽴型施設⽀援事業
   間接補助事業(2/3)