令和5年度 浄化槽システムの脱炭素化推進事業 概算要求

環境省の令和5年度概算要求の「浄化槽システムの脱炭素化推進事業」のご紹介です。

予算

概算要求額1,800百万円(1,800百万円)

事業目的

浄化槽分野における脱炭素化の推進に向けて、エネルギー効率の低い既設の中大型浄化槽について、最新型の高効率機器(高効率ブロワ等)への改修、先進的省エネ型浄化槽への交換、再生可能エネルギーを活用した浄化槽システムの導入を推進することにより、大幅なCO2削減を図る。

事業内容

中大型浄化槽について、最新型の高効率機器への改修、先進的省エネ型浄化槽への交換、再エネ設備の導入を行うことにより大幅なCO2削減を図る事業を支援する。
①既設の中大型合併処理浄化槽に係る高効率機器への改修
・最新型の高効率機器(高効率ブロワ等)への改修とともにブロワ稼働時間を効率的に削減可能なインバータ及びタイマー等の設置を要件とする。
・改修によって当該機器のCO2排出量を20%以上削減(③の再エネ設備導入によるCO2排出量の削減を含む)
②既設の中大型合併処理浄化槽から先進的省エネ型浄化槽への交換
・最新の省エネ技術による先進的省エネ型浄化槽への交換を要件とする。
・交換によって既設浄化槽のCO2排出量を46%以上削減(③の再エネ設備導入によるCO2排出量の削減を含む)
※さらに、規模見直し等により高い削減率を達成するものは優先採択
③中大型合併処理浄化槽への再エネ設備の導入
・上記①又は②と併せて行う再エネ設備(太陽光発電・蓄電池等)の導入を支援する

補助率

間接補助事業(補助率:1/2)