2016年5月、再エネ賦課金が大幅値上げ

みなさん、ご存知でしょうか?5月より電気料金が上がる事が決定しました。

経済産業省は18日、「平成28年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金」単価を公表しました。賦課金単価の上昇は24年度の制度創設以来4年連続で、当初の約10倍の国民負担増となりました。
(平成24年の電力量単価(1kWh当たり)+0.22円→平成25年+0.35円→平成26年+0.75円→平成27年+1.58円→平成28年+2.25円)

平成28年5月検針分の電気料金から適用されることになります。

そもそも「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは何なのでしょうか?

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは再生可能エネルギー(太陽光、バイオマス、地熱、風力、中小水力)で発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用を、電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていく制度です。

この制度は当年5月から翌年4月までの1年間の単価は一定ですので、電力使用量の多い需要家ほど負担額は大きくなります。
(例:1ヶ月の電力使用量が10,000kWhの企業では、27年度の負担金は月額15,800円でしたが28年度は22,500円(6,700円増)

今後も再生可能エネルギーが増加するにつれ、この単価は上昇を続けると想定されますので各需要家様の負担は増加の一途を辿ると思われます。

この負担を減らす為、省エネ支援ならびに電力自由化制度を上手に活用することをスターメンテナンスサポートはお勧めします。現在、電力会社は自由に選択することが出来ますので、お客様に合った最適な電力会社をご提案致します。是非ご相談ください。

参考:経済産業省ホームページ