工事事例~動物侵入による地絡事故~

ゴルフ場や野立ての太陽光発電など草むらに囲まれる事業場や、山の中に建つ工場では、ヘビやネズミ、ハトといった動物の侵入によるトラブルが非常に多く、毎年のように停電が起こっています。

お読みいただく前に
わかりやすく事例を伝えるために省略・簡略化して記載している部分があります。
事例概要

場所 岡山県
業種 サービス業、ゴルフ場
受電容量 400kVA
故障設備 PGS、高圧ケーブル
対処 緊急PAS交換工事、キュービクル周辺の清掃、盤周辺の隙間封鎖を実施

経緯

4/12 15:35
停電発生

停電メール受信。現場の方より、停電していているのですぐに来て欲しいとスターメンテナンスサポートへ入電。
中国電力へ連絡し、地域停電や工事停電の予定はないことを確認。
事業所の固定電話へ連絡。ブレーカーは全て入っており電話は使えるが、館内の電気等一部が使えない状況。
担当技術者の到着に時間がかかる見込みであったため、より早く駆け付けられる技術者を手配。

    16:30
技術者現場到着・調査開始

LBS付近にダメージを受けた蛇を発見。蛇が接触し地絡が起きた模様。担当技術者も駆け付け合流。
中国電力と連携し復旧を試みるも電圧異常を確認。PGSが欠相になっていると思われ、交換が必要と判断。スターメンテナンスサポート担当へ工事対応依頼。

    20:00
スターメンテナンスサポート工事担当・電気工事会社現場到着

緊急工事のための調査を実施。
お客様は翌日の営業を中止にすることに。

4/13 9:00
工事開始

LBSヒューズ、高圧ケーブル、PGSを交換。外したPGSを確認したところ、想定した通り欠相していた。

    18:00
工事終了

    19:30
停電復旧

LBSを投入し受電。クラブハウス内にて異常がないことを確認し対応終了。

原因

キュービクル内へ蛇が侵入、LBSに接触し地絡したことが原因と判断しました。ゴルフ場は草むらが多く蛇が出没しやすい環境であるため、このような事例は珍しくありません。

対策

復旧後、キュービクル周辺の落葉や雨による滞留物を除去、清掃しました。加えて盤周辺にあった隙間を塞ぎ、小動物の侵入経路を封鎖しました。
侵入経路を封鎖する際、完全に密閉してしまうとキュービクル内に熱がこもり不具合の原因となる可能性があります。自己判断で処置をせず、技術者などにご確認ください。

当社で点検するメリット

工事もワンストップで対応できること、技術者やパートナー会社と迅速に連携できる組織力が強みです!

中央電気保安協会に所属する技術者は毎月開催している定例会議で事例を共有し、有事の際の対応力を磨いています。緊急対応が必要な事業所の担当技術者がすぐに駆け付けられない場合でも、別の技術者が対応した例も多くあります。そんな“組織力”も強みのひとつです。

一般社団法人 中央電気保安管理技術者協会

事故事例もお役立ち資料としてダウンロードできますので、是非ご覧ください!

電気事故事例と予防策