【事例】株式会社日誠産業 様

生産性200%向上!高付加価値製品を生み出す挑戦的な設備投資

企業概要

日誠産業様は石川県金沢市に本社を構える金属製品加工の会社です。切断では厚さ1.0~150㎜の広範囲な金属板を正確に切断し、2次加工では最先端加工機と高い技術力で高難度の加工でも高品質を実現しています。県内に4つの工場を保有し、それぞれが特色を持ってお客様のニーズに的確にお応えしています。

地域を愛し、地域社会から信頼される会社であり続けます
変化を恐れず、自ら変革の先頭に立ってさらなる進化を目指します
人材を育て、資源に命を吹き込むことを使命として前進します

これは日誠産業様の経営理念です。最新鋭の加工機を導入することで更なる品質向上、短納期を実現できればお客様に喜んで頂けると考えていましたが、ある時「エネルギー使用合理化等事業者支援事業」の補助金存在を知りました。この補助金を活用すれば会社としての設備投資の負担が軽減でき、浮いた費用でよりよい製品、サービスを提供できるのではないか。さらにCO2が削減できて環境貢献もできる。これは会社が目指す「地域社会を愛し、地域社会から信頼される会社であり続ける」ことに繋がるのではないか。そんな想いから補助金にチャレンジすることとなりました。


当社サービスご活用のきっかけ

老朽化しエネルギー効率が悪くなった加工機を世界でも数台しかない希少なパイプレーザ加工機へ更新すべく、我々スターメンテナンスサポートにご相談をいただきました。
弊社はまず現地で補助金採択の可能性について無料診断を行いました。加工機だけでも大きな省エネ効果は予測できたものの、希少なパイプレーザ加工機の申請は当社も初めてです。もちろん執行団体も未経験ですので、まずは審査員にどのような設備で、どういった機能が省エネ化に貢献するのかをご理解いただく必要があります。更に今回は新旧加工機で加工方法が変わるため、計算にも工夫がいりました。
中村会長から加工機の運用に関する考え方をお聴きし、社内で打ち合わせを繰り返しました。その結果、入れ替えによる省エネ効果と、生産性が上がることによる省エネ効果を組み合わせ、原単位改善を図ることにしたのです。
更に照明も併せてLED化することで更なる省エネ・採択可能性アップを図ることにし申請に踏み切りました。大幅な原単位改善の効果が認められ、無事採択となりました。

▼導入したパイプレーザ加工機

担当より

採択後にお伺いした際、中村会長は「コンサルは2社あってどちらにするか迷っていた。選択をする場面は日常的にあるが、今回は事業成長に関わる非常に重要な二択だった。正解を選べて良かった」と笑ってくださいました。また、2年後には別工場の設備投資でもご相談をいただきそちらも無事採択を受け「今後の成長戦略に欠かせないパートナー」と身に余るお言葉を頂戴しました。
それ以降「私たちは補助金の申請代行ではなく、お客様の事業成長のためのお手伝いをさせていただいている」ことをより強く意識するようになりました。
(写真左は中村会長。写真右は設備を導入した能美工場を監督する澤田工場長)

今後の展望

日誠産業様は導入したパイプレーザ加工機で、今まで出来なかったパイプ加工という新分野に参入しました。入替前の加工機は生産性が低く他社との差別化も困難でしたが、新しい加工機では生産性200%アップという驚異的な成果を出されています。お客様に「さすが日誠産業さんだね!」と言われても、これで満足することはありません。日誠産業様は北陸ナンバーワン、業界最高レベルの溶断・板金加工企業となるため常に新たなチャレンジを考えられています。我々も補助金以外の面でもお役に立てるよう、引き続きお付き合いをさせていただきたいと考えています。
また日誠産業様の姿勢にならい、スターメンテナンスサポートも現状で満足することなく進化し続けていきます。皆様の経営理念、経営課題解決を実現するお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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(本記事は2019年11月26日に公開したものです)

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