「我慢」はもうしない! みんなを巻き込んで行う省エネセミナー
企業概要
- プラント・エンジニアリング、ロジスティクス、オペレーション・サポート
- 運輸・倉庫業(岡山支店はオフィスビル)
- http://www.sankyu.co.jp/
山九株式会社 岡山支店様では省コスト化はもちろんのこと、従業員教育の一環として省エネルギーに取り組まれています。当社の省エネシステム「デマンドハンター」をご導入いただく以前から省エネには力を入れていらっしゃいましたが、更なる取組と社内への浸透をはかる目的で講習会を実施しました。
小さな努力で最大の効果を
まずは、山九株式会社岡山支店の佐々木様よりご紹介をいただき、送電の流れから電気代のしくみをお話しました。
どうしてもはじめは専門用語や聞きなれない言葉ばかりですので、みなさん難しい顔をしておられましたが、話が進むにつれ「なるほど!」といった表情が増えてきました。途中の質疑も活発で、取組に際してわからないことはすぐに解決されていきます。
また、電力の見える化システムecoPuの紹介をさせていただき、実際にいつ・どのタイミングで電力が一番消費されたかを「見える化」してお見せしました。実際にグラフや表で数値を見ると、前段の講義での聞きなれない専門用語の意味が一気に「理解できた」表情へと変わったように感じられました。
電気や電気料金の仕組みがわかることで、「なぜこの時間に電気使用量が増えてるんだろう?」「こうすればより良いのでは?」とみなさんの中で活発な話し合いがなされました。
特に「やることがわかると、やってみようという気になるね」というお言葉をいただいて、お客様のやる気を引き出すお手伝いができたことを、とても嬉しく思いました。
こうして従業員の方に一堂に集まっていただけると、省エネルギーに対する支店全体の考え方が確立され、実際に動き出した後の理解も得られやすくなります。各部門のトップの方はもちろんですが、私どもは現場の方々に参加いただくことを最重要視しています。
省エネは「我慢ではない」ことが大前提
当社の導入講習会では、参加していただいたみなさんに「省エネって簡単!」と感じていただくことを心がけています。それは当社の考える省エネは無理して行うものではなくエネルギーの合理的な使用を目指すものだからです。
しかし「省エネ」と言うとどうしても、暑い時に無理をしてエアコンを消したり、薄暗いオフィスで仕事をしたり、不便で辛い想像をしがちです。
私たちは知識の提供はできますが、実際に行動に起こし、電気料金を削減されるのは現場のみなさんです。
そのために、「省エネって面倒くさい…」「不便になるだろうし、嫌だな」という意識を改革すべく、講習会では「わかりやすく・簡単に・ちょっとの行動でエネルギー削減できる」をイメージしていただけるようにしています。
「省エネ」は無理してするものでもなければ、人にやらされるものでもありません。「少しの努力で大きな成果」を出せるよう、みなさんのお手伝いをさせていただきたいと思っています。